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【SSL】HTTPSがアクセス解析に与える影響まとめ

   

こんばんは。
ワンダービーの阿部です。

今日はYahoo!JapanのSSL化からSSLがアクセス解析にどのような影響を与えるのかについて説明していきます。

GoogleやYahooのSSL化でキーワードが(not provided)になるという話をよく聞くと思いますが、これはSSLの影響というよりもGoogleとYahooの考えによるものだと言えます。これに関しては後述します。

SSLの根本的な影響を知る

まず、SSLによって根本的にどんな影響が起きるのかについてです。

SSLは、ブラウザとサーバー間でデータのやり取りを暗号化することによって、そのやり取りを第三者が盗み見みてもわからないようにするものですが、アクセス解析の場合は暗号化の部分よりもSSL・非SSLによるリファラの扱いが異なることがポイントになります。

イメージしてください。

SSL化されたサイト(SSL)とSSL化されていないサイト(非SSL)サイトがあります。これらを組み合わせると下記の4パターンが考えられます。

  1. 非SSL→非SSL
  2. 非SSL→SSL
  3. SSL→非SSL
  4. SSL→SSL

上記は、1を例にすると「非SSLのサイトから非SSLに移動した」という意味なります。

そして、1と2と4の場合はリファラ情報は基本的には保持されるので特に問題はありません。

しかし、3の「SSLのサイトから非SSLのサイト」の場合はリファラ情報が取得できません。(リファラ情報が送られません)

すなわち、SSLのサイトから流入はすべて参照がなくなり、どこから来たのかわからなくなります。

例えば、メディアサイトがあなたのウェブサイトの商品を取り上げて紹介したとします。メディアサイトはSSLで、あなたのウェブサイトが非SSLだとすると、メディアサイトからの流入量は把握することができません。

SSLによるアクセス解析への影響は自身のウェブサイトが非SSLの場合、SSLのサイトからの流入が把握出来なくなることなんです。

GoogleとYahooとSSLとキーワード

Googleは2012年3月から、Yahooは今年の8月18日より段階的にSSL化するという流れです。

上の文を読んだ人の中には、「自分のウェブサイトをSSL化したらキーワードが取得できるのではないか」と考えた方もいると思います。

また、「自分のウェブサイトは非SSLなのにGoogleやYahooから来たことがわかるのはなぜ?」と思う方もいると思います。

これらの理由は、検索結果の中から1つのサイトをクリックした際、一度非SSLなページへリダイレクトしてからそのページへ飛ぶようになっています。そのため、非SSL→非SSLの関係が成り立ち参照元が取得できます。しかし、非SSLなページへリダイレクトする際に、キーワードの情報を意図的に削除しているため、非SSL→非SSLな関係でもキーワードが取得できないという仕組みになっています。

プライバシー保護の観点から検索キーワードがわからないようにしているということです。

まとめ

現在、SSL化のサイトはあまり多くはありません。

しかし、GoogleがSSLを検索順位の要因にすることは発表しており、今後SSL化されたサイトが増えていき、自分のサイトが非SSLな場合はリファラ情報の取得が難しくなることが予想できます。

上記がアクセス解析におけるSSLが与える影響になります。

以上!

 - アクセス解析, グーグルアナリティクス